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転職エージェントがむかつく、急かすときにどうする?

転職エージェントがむかつく、急かすときにどうする?

今回は「転職エージェントがむかつく 急かすときにどうする?」というテーマでお話しします。

筆者は人事採用担当者として、現職で多くの転職エージェントと接しています。そして、自身が40代で転職をし、転職エージェントの相談担当者に面談をしてもらった経験もあります。「転職エージェントがむかつく」「転職エージェントが急かす」というときにどのような対応を取ればいいのかを解説します。


目次

・転職エージェントのビジネスモデルは?
・なぜ、転職エージェントがむかつくのか?
・転職エージェントに急かされる時は
・転職エージェントの担当者の変更も可能
・ほかの転職エージェントに乗り換える
・まとめ

 
 
 


転職エージェントのビジネスモデルって?


転職エージェントに登録して相談担当者と面談をしました。

「態度が尊大だ」
「こちらの意向をくみ取ってくれない」
「話がかみ合わない・・・」

色々とむかつく出来事が発生することもあるでしょう。すぐクレームを入れようと怒る前に、まず初めに、転職エージェントのビジネスモデルをざっくりと理解しておきましょう。

転職エージェントは、人材を募集する企業から手数料をもらい、収入を得るビジネスです。人材を募集する企業に、転職エージェントに登録した転職希望者を紹介して、入社まで至れば人材紹介手数料が発生するんですね。

この人材紹介手数料というのは、転職希望者の入社後の年収の35%になります。非常に高額な手数料ですよね。

一方で、転職希望者は無料で転職エージェントのサービスを受けることができるんですね。面接対策や応募書類の添削、転職市場全般の情報提供、志望する企業の情報提供など、ほぼすべての転職サービスが無料です。転職希望者が転職エージェントのサービスを無料で受けられるのも、この人材を募集している企業からの高い手数料収入があるからなんです。

 
 


なぜ、転職エージェントがむかつく態度を取るのか?


転職エージェントの面談の担当者もいち会社員であることに変わりはありません。高いノルマを課されており、仕事はハードです。ですので、なんとしても転職希望者を企業に入社させないと、成績に結びつかないのです。

成績をあげるためのプレッシャーや焦りから以下のような行動をとる転職エージェントの面談担当者がいるのも事実です。

・転職希望者の意向をくみ取らない
・流れ作業的な面談をする
・とにかく自分の成績をあげたい一心で、転職希望者を急かす
・転職活動が難航しそうな転職希望者に適当な対応をする
・求人を紹介してくれない

こういった行動をとられると、真剣に転職を考えている転職希望者にとっては本当に頭にくるものです。もちろん、担当者により対応は異なります。親身に相談にのってくれて、丁寧な対応をしてくれたり、転職希望者のニーズに合った提案をしてくれる人も多くいます。

しかし、上から目線の担当者や事務的な対応をする転職エージェントも少なくはありません。


 


転職エージェントに急かされる時の対処法


転職エージェントと接していて、行動や決断を急かしてくるときがあります。特に選考が進み、内定が出たときなどは、「早く入社の承諾書を送りましょう」と急かしてくるのです。転職エージェントの担当者としては、この入社承諾までこぎつけると、成績の決定にリーチが掛かるから、急かしてきます。

こういう時は、きっぱりと拒絶し、
「自分でじっくり考えるので、少し待ってください」
と言って構いません。まったく問題はありません。

転職エージェントが急かしてきたとしても、そのペースに乗る必要はありません。焦って決断をして、よい結果は生まれません。

たとえ転職エージェントから急がされても、動じる必要はないのです。転職活動をするのはあなた自身です。ゆっくり考え、自分のキャリアにとってベストと思える行動をとりましょう。もしあなたが転職エージェントに急かされたら、「急かさないでください」とはっきり言って大丈夫です。


 


担当者の変更もできる


転職エージェントの面談担当者の態度が悪く、むかついて仕方ないときには担当者の変更を申し出ることもできます。

しかし、担当者の変更を申し出る際には、クレーマー的に怒らないように気をつけましょう。あまりに強いクレームを入れると、転職エージェント内で情報共有され、要注意人物になることがあります。そうならないよう、冷静に問題点を伝え、担当者の変更をお願いするようにしてください。

「担当者の変更を申し出るための窓口」がある転職エージェントもあります。それぞれの転職エージェントのオフィシャルサイトをよく見て確認しましょう。

 
 


転職エージェントを乗り換える


転職エージェントの担当者とどうしても上手くいかないときには、その転職エージェントの使用をやめ、他の転職エージェントに乗り換えてもいいでしょう。

転職エージェントごとに、専門領域や特徴があり、一長一短があるのは事実です。大企業や有名企業の求人が得意だったり、あまり募集を出さないレア企業の求人をたくさん持っていたり、地方企業に強いなど、転職エージェントごとに得意分野が違うのです。

「転職エージェントが紹介してくれる求人が自分にマッチしない」
「ぜんぜん企業を紹介してくれない」
「転職エージェントから連絡がこなくなった」

というときには、転職エージェントを乗り換えて、他の転職エージェントに登録しましょう。

 
 


複数の転職エージェントに登録しよう


「転職エージェントの対応がむかつく」ということは多々あるものです。ですので、初めから複数の転職エージェントに登録し、その中で自分に相性の良い会社を2~3社使うという戦略が現実的な路線です。

複数の転職エージェントに登録するのは手間が掛かりますが、多くの求人を見ることができ、それだけ内定に至る確率が高くなるのは事実です。ですので、初めに労力を掛け、転職エージェントに複数登録し、イマイチな転職エージェントを避けられる作戦を取るのがいいでしょう。

 
 


まとめ


今回は、今回は「転職エージェントがむかつく 急かすときにどうする?」という内容を考えてみました。

繰り返しになりますが、対応策としては、

・担当者がむかつくときには担当者の変更を申し出てもよい
・担当者の変更を申し出るときには冷静に対応しよう
・転職エージェントがむかつくときには他社に乗り換えてよい
・転職エージェントが急かしてきても無視してよい


このようになります。転職活動は自分のペースで進めるのが基本です。

では!


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