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40歳の転職面接、避けた方がいいNGワードは?

今回は「40歳からの転職面接、避けた方がいいNGワード」というテーマでお話します。

筆者の人事採用担当として数多くの面接をしていますが、面接での一言で、急に面接の雰囲気が暗くなったり、あるいは面接官の心象が悪くなることがあります。

面接の中で、触れない方が良い「NGワード」というものは実際に存在します。特に、40代以上のビジネスパーソンとして経験もある方が話すと「?」という印象を与えてしまうことがあるので注意が必要です。

 

◆目次

 

・現職の悪口を言う
・転職の理由が「上司と合わなかった」
・きっちりしている、正確性に自信がある」
・スケジュール管理に自信がある
・学びたいと思っている
・今の会社で学ぶことはない
・今の会社で学ぶことはない
・残業時間や休日出勤をやたら気にする
・長所は「誠実さ」
・まとめ

 
 

現職の悪口を言う

 
まず、よくあるパターンですが面接で今の職場の悪口を言うことはNGです。

・人間関係が悪くてストレスが溜まった
・業績不振で賞与が減らされた
・社員がどんどん辞めていく
・扱っている商品に将来性がない

このような内容の話を面接でよく聞きます。たしかに働いていて不快に感じることなのは間違いないですが、このような話を面接で強調すると、面接の雰囲気が悪くなります。

面接は選考のプロセスであることは確かですが、もっと本質的なところで「人と人のコミュニケーション」ともいえます。

ネガティブな話をされて、相手方もあまり心地よいものではないのです。また、私たちの日常生活においても、他人の悪口を聞かされて、あまりいい気分にはなりませんよね。そのような視点で考えると、面接でのコミュニケーションが不快であれば、当然、面接を通過する確率は下がってしまうのです。

ですので、転職の面接で現職の悪口を言うのは控えましょう。

 
 
 

転職の理由が「上司と合わなかった」

 
こちらも控えた方がいいNGワードです。実際に転職の面接で「上司と合わなかった」と強く主張される方は数多くいます。

この「上司と合わなかった」という言葉を聞いて、面接官はどのように考えるのでしょうか。面接官としては「うちの会社に入社後も上司と揉めるんじゃないか」との懸念が浮かぶのです。

面接官というのは採用の面接において細心の注意を払います。できるだけネガティブな懸念事項を払拭したいのです。

また、「上司と合わなかった」のは事実かもしれませんが、一方で、どの会社でも人間関係が問題になるシーンはよくあります。このような人間関係の摩擦が起きるシーンで、問題が解決できず、トラブルを起こしてしまうのではないか、というコミュニケーション能力にも疑問符がついてしまうのです。

上記を踏まえると、転職の面接で「上司と合わなかった」という言葉をあまり話さないようにした方がよいでしょう。

 
 
 


「きっちりしている」「正確性に自信がある」


こちらは40代の面接で控えた方がいいNGワードです。「正確性に自信がある」とは、若手の転職希望者がよく自己PRに使う言葉です。しかしながら、40代の転職希望者が使うのはかなり違和感があります。

きっちりしていたり、正確性があるのはビジネスパーソンとして当然ですので、40代の面接でアピールすることではありません。

正確性というのは、担当する仕事の難易度やスケジュール感によっても異なるものですので、ことさら面接で話すのはやめましょう。

 
 
 

スケジュール管理に自信がある

 
面接で「タイトなスケジュールをこなした」「進行管理に自信がある」とアピールする方がいますが、こちらもあまり使わない方が無難な言葉です。

「もの凄く短納期な商品を工夫して納めた」などであれば長所ともなりますが、このスケジュール管理というのは40代にもなると「できて当たり前」と思われる事柄です。

先にお話した「正確性」と同じく、「スケジュール管理」も仕事において当然のこととして進めるべきものですので、その部分をアピールするのには厳しいものがあります。

ですので、このようなビジネスパーソンとして当然の基礎的な事柄を強調するのはやめましょう。

 
 
 


学びたいと思っている

 
40代の採用面接では、企業側としては即戦力の人材を採りたいという意図があります。ですので、「入社してすぐパフォーマンスを発揮してくれる」ことを期待するため、選考のハードルが高くなります。

短期間で仕事の成果を出すことを期待されるため、「長期的な視野で徐々にキャッチアップして知識や経験をつけていく」ということは求められません。

ですので「学びたいと思っている」という言葉は、成果を出すまでに時間が掛かりそうな印象を与えます。加えて、「学ぶ」という言葉は受け身的な感じを受けます。

40代の転職において、もっとも重視されるのは、即戦力性、経験、スキルです。「学びたいと思っている」という姿勢では、企業側が求める時間軸と異なるので、いい印象を与えません。

 
 
 
 

 
 
 
 
 


今の会社で学ぶことはない


40代の転職希望者でたまに聞く言葉が「今の会社では学ぶことはありません」「もう仕事をやり尽くしました」というものです。

これらの言葉を聞くと、面接官は「うちの会社に入っても、一定期間が経ったら辞めてしまうのではないか」と感じてしまうのです。

面接で「学ぶことはない」と話す人は、仕事に真面目で、向上心が強い方なのだと思います。実際、仕事に注力して一定の成果を挙げたのでしょう。

しかしながら、採用する企業側としては、「うちの会社の仕事にも飽きてしまうのでは」という疑念が湧いてしまうのです。今の会社で一仕事を終えたのは事実かもしれませんが、それを前面に押し出すのは面接で控えた方がいいでしょう。

 
 
 


残業時間や休日出勤をやたら気にする


面接でよくある質問として「残業時間や休日出勤はどのくらいありますか?」というものです。この質問は若手の転職希望者でよく聞かれます。

20代~30代の比較的、若いビジネスパーソンの質問としては問題ないでしょう。一方で、40代ともなれば管理職として採用される方も多いですし、会社側の人間として、部署をまとめたり、仕事の責任を負う立場が求められるのです。

仕事を期限までに完了させるのは管理職としての務めです。仕事が終わらないのであれば、残業をしたり、あるいは休日出勤をする場面は出てきます。

そのように、企業としては40代のビジネスパーソンには仕事を管理する役割を求めたいのに、残業や休日出勤を気にしていると、「納期までに仕事が終わらない場合はどうするのだろう?」「管理職として任せて大丈夫だろうか?」といった管理職適性が疑われてしまうのです。

もちろん、ワークライフバランスは大事です。残業や休日出勤はよくないのは事実です。しかし、採用面接を通過するという観点では、残業や休日出勤について話すのは好ましくないです。

 
 
 


長所は「誠実さ」


転職の面接で自分の性格の良さをアピールする方がいます。これはあまりプラスになりません。特に、「誠実である」「真面目である」ということは40代の面接では自分の言葉でアピールすることではありません。

性格をアピールするのであれば、エピソードで遠回しに伝える方が高評価になります。ですので、直接自分の言葉で伝えるのではなく、伝え方に工夫をしてみましょう。

 
 
 


まとめ


いかがだったでしょうか。今回は「40歳からの転職面接、避けた方がいいNGワード」というテーマで考えてみました。面接は、応募者のスキルや経験、性格を測る場であることはもちろんですが、面接官と応募者のコミュニケーションの場でもあります。

これらのNGワードは、面接で話すと雰囲気が悪くなったり、話の展開があらぬ方向に行ってしまうことが多々あります。ですので、使わない方が賢明です。

このようなNGワードに触れないためにも、面接通過のために、どんな内容を話そうかシミュレーションしてみることが大切です。

では!